大学院に通って免除をもらう その3.学校での生活編
学生生活のはじまりです〜
免除シリーズ、今日で3回目。今回は学校での生活について書きたいと思います。これまでは↓からどうぞ。
履修登録
大学院に入学すると、早速ガイダンス、履修登録があり授業が始まります。この辺はまったく大学(学部)と同じ。
4月から8月の春学期、9月から1月までの秋学期の2部制でした。
学期ごとに自分が受講したい授業を履修します。私が入学したのは租税以外にも様々なクラスがあったので租税法、国際租税法の授業以外にもたくさん履修しました。
必須科目等は学校によって様々だと思います。
授業+レポート
授業は各期計12回くらいの授業で構成されており、授業最終日かその後にレポートを提出します。これも学部と一緒です。
テストを受けさせる先生はほとんどいなかったと思います。授業を受け、レポートを書く、これが基本的なルーティンです。
学校行事(というか飲み会)も盛んでいつもみんなで飲んでいたイメージです。先生によっては授業単位の飲み会も。授業最終日に先生も含め、クラスのみんなで飲みに行ったりしました。
そして、2年生になるといよいよ修士論文に向けてゼミが始まり、本格的に免除に向けて始動していきます。
修論
修士論文は1年次で最終的に決めた修論のテーマに沿って、2年次で少しずつ書き進めていきます。
この論文が免除の鍵になるわけです。
2年次には担当教授とのゼミが毎週行われ、そのゼミで先生に書いたものを発表しながら論文を完成させていきました。
私は一時の気の迷いから国際税務分野のテーマを選んだのですが、これが本当に大変で、絶対に他の方にはおすすめしません。
文献がほぼ英語なのです。。
邦訳ももちろん出ているのですが、原文に当たらないと信憑性に欠けると思ったので、ほとんど原文を読み込みました。
学校に入ってしまえば先生方にも書きやすいテーマを教えてもらえると思うので、論文に関しては入学前からそこまで気にすることは無いと思います。
論文提出、口述試験
論文を提出するのは12月末か1月あたま。学部でもそうだったと思いますが、学校の規定に沿って論文を製本して提出します。
年末年始をほぼ論文に費やして書き上げたので、なんだかホッとしたのを覚えています。
それから最後に教授2,3人との口述試験があります。個々の自宅に試験日をお知らせする手紙がきたような記憶があります。
試験日は論文について30分ほど質問されます。がっちがちに緊張してしまいましたがなんとかパスしました。ここで落ちる生徒はいないと思います。
そして3月に卒業式。友人と袴を着て式に参加しました。
すごく充実した2年間でした。
こんな感じの学校生活です。
今回は、学校に入ってから卒業するまでのざっくりした流れを書いてみました。
私見ではありますが、学校と仕事、家庭との両立は大変だけど無理ではないと思います。もちろん、会社と家庭のサポートがないと難しいですが、予め学校に通うということに同意してもらえるなら大丈夫です。
2年といっても長い夏休みと春休みもあるし、実質学校についやすのは半年ちょっとですからね。
留年したというのは私の周りで聞いたことが無いですし、人並みにやる気があれば2年で卒業できると思いますよ。
次は卒業後、実際の免除のもらい方についてです。
つづく〜。